安全は体を傷つけるような危険な状況より体を防いだり、体を傷つける状況を発生させない仕組みを考え実行する事が具体的な解決策となります。また人が危険意識を持ちながら生活することも安全を保つ為に大切です。安心は心やすらかな状態を保ち生き続ける事です。安心は心に対する安全を確保する為に如何すれば実現できるかをよ考えださなければなりません。人は予測する生き物です、この予測より心配な事に気が付くと不安な状態となり、その不安な状態が解消されない状態が続くと、障害となります。人の安心を脅かす材料は身近な生活環境の課題だけではありません。近年人が住む環境が大きく変化していると気づく状態に直面する事が多いと思います。夏場の異常な気温上昇、激しい天候変化による水害、環境が変化し発生している山の動物の都市部への侵入による障害、海洋生物の激減による食料の変化などです。これらの変化は全て理由が有り人はその理由を知っています。特に温暖化はCO2の増加が関わっています。地球は環境を変化しながら活動する長い歴史を持っています。地球は長い時間をかけて環境を変化させ生物が生きる環境を作り出しています。

今回はCO2を体内に取り込みながら太陽により酸素を作り出した藻類についてスタディーしたいと思います。藻類は光合成を行い酸素を発生する生物の総称です。地上には同じように光合成を行い酸素を生成するコケやシダ類、種子植物も存在しますが、これらは藻類には含まれません。シアノバクテリアを取り込んだ真核生物で単細胞生物である珪藻、王緑藻や多細胞生物である海藻類等の多くが存在します。藻類は誕生してから継続して炭素を体内に取り込み光合成により酸素を生成し供給し続けてきました。また藻類の死骸は海底深くに沈殿し、その蓄積された死骸は地殻と一緒に移動しながら石油へと変化する事が判っています。昨今地球の温暖化で凍土が解け、藻類に閉じ込められたCO2が大気中に放出されている事が判っています。これら負の連鎖を防ぐ為に、再び藻類の持つ特性によりCO2を減らし生物が生きる環境をとり戻す可能性もあると思います。地球誕生を通じ生物が生きる環境が構築された歴史を紐解く事は、人が生きる環境を維持する為に大切だと思います。自然の知恵をスタディーし安心安全を考える事は大きな意味が有ります。
◎おすすめする「藻類」の本です。(図書はAmazonより購入できます。)このBlogは、アフリエイトプログラムを利用しています。

